利用券にぐんまちゃん…県立図書館

【ぐんまちゃんが描かれた新しい利用券】
県立図書館(前橋市日吉町)は2日、新規登録者を対象に交付する図書館利用券の図柄を、
県のマスコット「ぐんまちゃん」に一新した。図柄の変更は1994年以来となる。
新しい利用券には、ぐんまちゃんが座って本を読む姿が描かれている。従来の利用券には、
県立図書館の外観などが使われていた。県立図書館の利用者数は年間約35万人で減少傾向にあり、
利用券の図柄の刷新で、利用者増につなげたい考えだ。
利用券を受け取った前橋市の美容師の女性(35)は、
「ぐんまちゃんが大好きなので、これからはもっと本を借りたい」と話した。
2日には同館で記念セレモニーも行われた。中山勝文館長が、「昨年のゆるキャラグランプリ1位を記念して、
第1号の図書館利用券を交付します。いろんな本と友達になってください」とぐんまちゃんに利用券を手渡した。
また、同館1階の第1読書室で14日まで、馬に関する本50冊を集めて展示している。
県立図書館には図書やCDなど約80万点があるほか、県内54の図書館の計約730万点を
相互貸借システムで利用できる。
2015年6月3日(YOMIURI ONLINE)
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