市役所に石のキノピー…桐生


【市役所庁舎の入り口に設置された「キノピー」の石像。右は制作した水沢石材の水沢社長】



 桐生市のマスコットキャラクター「キノピー」の石像が31日、同市役所庁舎の入り口に設置され、除幕式が行われた。

 石像は高さ約1メートル50の御影石製で、重さは約2トン。1869年(明治2年)から続く同市の石材会社「水沢石材」が制作し、市に寄贈した。

 市が2010年に公募したキノピーのデザインは、織物工場の「のこぎり屋根」に似せたギザギザの頭部が特徴。石像でも、2種類の御影石を使って細部を再現した。

 水沢亨司(こうじ)社長(52)は「重さがある頭を支えるために胴体を少し大きくしたが、きれいに仕上がった。記念撮影もできるので、かわいがってほしい」と話した。


2015年3月31日(YOMIURI ONLINE)



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