「黒官スイーツ」新登場、来月イベント…福岡

福岡県筑豊地区の商工業者らでつくる同地区観光推進会議(石原敬会長)は6月7、8日、飯塚市で、福岡藩祖・黒田官兵衛を題材にした新作スイーツと筑豊5市のキャラクターが登場する「黒官スイーツ&ゆるキャラ祭」を開く。
「子どもからお年寄りまで楽しんでもらえるイベント。筑豊の魅力をPRしたい」と準備を進めている。
同会議はこれまで、筑豊の菓子文化を紹介する「スイーツフェスティバル」や、地元の食を堪能してもらう「グルメフェスティバル」などを開催。今回は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にちなみ、ゆかりの地・筑豊をアピールするために企画した。
会場は飯塚市枝国のイオン穂波ショッピングセンター。菓子店や飯塚高校製菓コースなど計9か所の店や学校が、黒田官兵衛の「黒」にちなんで、黒砂糖を使用するか、黒色をベースに考案した新作スイーツを販売する。嘉麻市のマスコットキャラクター「かまししちゃん」や田川市の「たがたん」(8日のみ)なども駆けつけて、催しを盛り上げる。
そのほか、筑前城郭研究会(直方市)が作った福岡城の模型(約4メートル四方)の展示と解説、官兵衛が徳川家康から拝領したとされる西光寺(飯塚市)所蔵の火鉢も特別展示する。同会議の木下文夫事務局長(58)は「食べて、見て、遊んで、学べるイベントになる。多くの人に来場してほしい」と呼びかけている。
午前9時~午後6時。問い合わせは、飯塚市商工会頴田支所(09496・2・0199)へ。
2014年5月22日(YOMIURI ONLINE)